《超初心者~初心者向け》
今回は超初心者向けとして、最初におぼえて描けるようになるとよい5つの筋肉について説明します。
人間を描くためには、筋肉を描くことは避けて通れませんが、600以上もあると言われる人間の筋肉をすべておぼえるのは大変ですし、絵を描くためならそんな必要はありません。
しかし「まずどこの筋肉からおぼえて描けるようになれば良いのか」というのは悩むところです。
私もそうで、絵を描きはじめたばかりの頃に美術解剖図をめくって見ても、どの筋肉も大切なように思えて、いったい何から練習したらよいか悩んだものでした。
今回はそんな悩みを解決する意味で、人を描く時に特に描く機会の多い筋肉、動いた時に目立つ筋肉を5つ厳選して解説します。
絵を描くために筋肉を勉強しようと思っている初心者の人は、まずはこの5つの筋肉からおぼえてみるとよいでしょう。
▼前回の記事はこちら
※本ブログの記事には広告が表示されます。
今回の記事の内容
今回の内容です。
最初に超初心者向けとして5つの筋肉について解説します。
おそらく日常生活の中でも名前を聞いたことがあるような有名な筋肉です。
まずはこの5つの筋肉の場所と名前をおぼえておくようにするとよいでしょう。
つづいておぼえた筋肉を描けるようになるための簡単な練習方法を紹介します。
5つの筋肉をおぼえたら実際に一度描いてみましょう。
描くことは最高の観察です。
描くことによって、おぼえた筋肉を完全に頭の中にインプットできることでしょう。
まずはここから大切な5つの筋肉

絵で描くことが多い筋肉は皮膚のすぐ下の浅層にある筋肉がほとんどで、その中でも特に描く機会が多い筋肉が今回説明する5つの筋肉です。
おそらく肉体型バトルものの漫画や格闘技の試合など見たことがあれば、一度は目にしたり、名前を聞いたことがある筋肉ばかりだと思います。
まずはこの5つの筋肉の位置と名前が一致するようにおぼえておきましょう。
①大胸筋 (だいきょうきん)
大胸筋は人間の体の正面、胸のあたりにある大きな筋肉です。

この筋肉は肩や腕を動かす役割を持ち、トレーニングなどで鍛えている人だと人間の胴体部分で特に目立つ筋肉で、それゆえ絵として描く機会が一番多い筋肉のひとつであると言えます。
また、Tシャツ程度のうすい服なら、その形が服を通しても見える大きな筋肉です。
大胸筋は、特に男性キャラクターではたくましさや強さを象徴する筋肉としてよく描かれます。
引用:『北斗の拳』文庫版 第10巻 武論尊/原哲夫著 1998年 p.55 鍛えられた大胸筋は上体の大きさを強調する
②腹直筋 (ふくちょくきん)
「腹筋」としてよく知られている筋肉です。

人の正面の筋肉としては大胸筋とならんで有名で、絵として描く機会も多い筋肉です。
この腹直筋が割れていることが、よく鍛えられた美しい人間の体の象徴でもあるので、男性に限らず女性キャラクターでも割れた腹直筋が描かれることがあります。
象徴的な筋肉ではありますが、服を着た状態だと見えないので、描く機会は大胸筋よりは少ないと言えるでしょう。
③上腕二頭筋 (じょうわんにとうきん)
上腕二頭筋はその名前の通り腕の上腕部分にある筋肉で、腕を普通に下ろした場合に体の正面側に見えます。

この筋肉は、いわゆる「力こぶ」になる筋肉です。
パワー系のキャラクターなどが腕を曲げて力を誇示する時に見せるあの筋肉です。

上腕二頭筋は腕の筋肉の中では大きい筋肉で、これを美しく描けると腕の描写が引きしまります。
④大腿四頭筋 (だいたいしとうきん)
大腿四頭筋は脚の太ももの筋肉で、主に4つの筋肉が集まったものではありますが、人間の体の中で一番大きな筋肉です。

この筋肉も鍛えると、とても太く大きくなります。
特に脚を使うスポーツである短距離走や自転車選手などで顕著に発達している筋肉です。
⑤腓腹筋 (ひふくきん)
最後は腓腹筋です。

これは脚の裏側、いわゆる「ふくらはぎ」と呼ばれる部分の筋肉です。
人間の脚の膝から下、下腿と呼ばれる部分の背面側についている筋肉で、これも脚を鍛えると大きく目立つ筋肉となり、下腿のフォルムを美しく見せます。
この筋肉も脚を使うスポーツ選手によく目立つ筋肉です。

5つの筋肉まとめ
最後に今回紹介した筋肉を図でまとめておきます。


まずはこの5つの筋肉の位置と名前、基本的な形をおぼえておくとよいでしょう。
筋肉については、ここから徐々に知っている数を増やして、動いた状態での形なども学んでいくのが良いかと思います。
筋肉を学ぶ超基礎練習
ここまでに5つの筋肉を紹介してきましたが、この筋肉を描けるようになるためには位置と名前をおぼえるだけでなく、実際に描いてみるのが一番良い練習方法です。
練習用のお手本としては、ボディビルダーなど体を鍛えていて筋肉が目立つ人の写真を使うのがよいでしょう。

こちらは先ほども例として出した、ウィキペディアでパブリックドメインとなっているアーノルド・シュワルツェネッガーの写真です。
写真を選ぶ時にはなるべく複雑なポーズをとっていないものがよいでしょう。
マンガやアニメのキャラは独特のデフォルメや作者の癖のようなものが入っている場合があるので、まず最初の練習用素材としては写真がおすすめです。
準備ができたらお手本を見ながら、実際に筋肉を描いてみましょう。
模写が難しければ、紙を重ねてトレースする方法でもよいと思います。
特に今回の5つの筋肉は名前と位置をしっかりおぼえるように重点的に描きましょう。
今は動きはまだよいので、位置と名前、形状をしっかりおぼえましょう。
とりあえず、今回の5つの筋肉が描ければ、それ以外の部分を円筒で描いたとしても、人をそれっぽく肉付けすることができるようになるでしょう。
要点まとめ
最後に今回の要点をまとめです。
筋肉を描くのはなかなか難しいことですが、描く機会が多いものから徐々におぼえていきましょう。
今回の5つを含めても絵を描く時に重要になってくるのは、せいぜい10~15くらいの筋肉なのでそれぞれの位置と名前、そしてどのように動くのかという点をおさえておくとよいでしょう。
次回はおぼえるべき筋肉中級編です。
今回の筋肉を含めた14のおぼえておくとよい筋肉を紹介します。
そして、中級レベルの動いた状態の筋肉を描く練習方法について解説します。
それでは、また次回。
▼今回の記事が少しでも勉強になったようでしたらクリックお願いします!

にほんブログ村