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【ChatGPT】AIによる人の描き方解説~本ブログを元に記事作成した結果~

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【ChatGPT】AIによる人の描き方解説~本ブログを元に記事作成した結果~ お絵描き考察
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今回は本ブログにある記事のみを情報源として、生成AIであるChatGPTに人体の描き方を解説する記事を書いてもらいます。

 

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はじめに

AI_image01
Markus WinklerによるPixabayからの画像

このブログの記事数は今回で47記事目ですが、文章や各種解説図もすべて私ひとりで書いているのでかなりの時間と労力ろうりょくがかかっていて、記事の公開頻度ひんども多いとは言えません。

もし、AIが文章執筆しっぴつ面で手助けしてくれるなら、ちょっと楽ができるかも知れません。

今回はそんな思いから出た「AIは絵を描くことを説明する記事が書けるのか?」という疑問に対する実験のひとつです。

 

ただし、私はAIを何とかかんとか使いはじめて3か月程度のずぶの素人です。

これまでに使った事例も、ほとんどが日本語から他言語への翻訳ほんやくや文法のチェックなどです。

AIに指示して何かを作ってもらうというこころみは、今回がはじめてです。

 

ブログ記事を生成できる有料のAIツールもありますが、今回使うのは無料版のChatGPTです。

しかし、AIを使って何かを作る時に気になるのが著作権の問題です。

最近は特定の漫画家の作風だけを学習させられるAIなども出てきているようですが、無料で使えるAIが生成した画像をそのまま使うのは、まだリスクが高そうです。

文章については生成した後にリライトなどすれば、画像ほど権利の問題はなさそうですが、記事の作成にあたっては、今回は念のため当ブログ「へんてこ画塾」にある記事だけを参照さんしょうして生成するように指示することにします。

どんな記事ができるのか楽しみです。

 

記事生成の条件

AI_image02
John CondeによるPixabayからの画像

記事を生成した際の条件を記しておきます。

記事を生成した日時

まず、ChatGPTに記事を書いてもらった日時は以下の通りです。

・2024年6月5日(水) 10:00~11:00頃

 

記事生成前の確認事項

ChatGPTに自身のバージョン情報や特定のURLの内容から回答することができるかどうかも確認しておきます。

ChatGPTと交わした質問と回答は以下の通りです。

ChatGPTについて

ChatGPT01

ブログのURLを教えれば、その記事の内容を理解して回答してくれるようです。

ただし、情報のカットオフの日付は2023年10月までとなっています。

特定のURLの情報を読み込ませる場合は関係ないとは思いますが、念のため2023年10月以前に作成したこのブログの記事を読めば書ける内容を指示します。

 

当ブログの認識

次に、このブログ(https://quirkydrawingclassroom.com/)を知っているか聞いてみます。

ChatGPT02

このブログことも知ってくれているようです。

よかったです。ありがたいことです。

「知らない」と言われたら、そこで実験も終了でした。

では、このブログの記事内容を学んで記事の生成をしてもらおうと思います。

 

生成した記事の取り扱い

今回、生成された記事の内容はそのまま画像として貼りつけます。

記事の内容で何か疑問に思うところがあっても、私の方で修正することはしません。

今回の記事は「人体を描く解説記事」ではなく、「AIが『人体を描く解説記事』をどれくらいわかりやすく描けるかの検証記事」という位置づけです。

人体を描く参考として役立つかどうかはわかりません。

その点を了解の上で読んでみて下さい。

 

ChatGPTによる記事生成

AI_image03
Franz BachingerによるPixabayからの画像

では、上記の回答および条件をまえてChatGPTに「人体を描く解説記事」を書いてもらいます。

 

記事作成の指示

記事作成の指示は以下のように出してみました。

ChatGPT03

 

ChatGPTが作成した「人体の描き方解説記事」

この指示によってChatGPTが生成した記事は以下の通りでした。

ChatGPT_answer04-1
ChatGPT_answer04-2
ChatGPT_answer04-3

細かい内容はともかく、人の描き方を説明した記事としてはかなりぼんやりした内容です。

特に描き方の手順の部分が明確でなく、どこから描きはじめたら良いのかがよくわからない内容になっているという印象です。

追加の質問

AI_image04
Gerd AltmannによるPixabayからの画像

記事生成後の確認事項

生成された記事に関していくつか追加の質問をしてみます。

本当にこのブログの内容だけで記事を生成したのかどうかを改めて確認しておきます。

ChatGPT05

他のWEBサイトは参照していないという回答でした。

しかし、それにしては当ブログで使っていない言葉や項目がいくつか見受けられます。

これまでに他のサイトなどで学習した人体の作画に関する内容が含まれているかも知れないので、そちらについても確認してみます。

ChatGPT06

やはり、これまでに学習した一般的な絵の描き方についての情報も使用したということでした。

このブログの情報だけで記事を作りなおすこともできるということなので、再度記事を生成してもらうことにします。

 

ChatGPTが再生成した記事

ChatGPT_07-1
ChatGPT_answer07-2
ChatGPT_answer07-3
ChatGPT_answer07-4

AI(ChatGPT)は漫画を読むのか?

ここまでのやり取りをしていて、ひとつ奇妙きみょうな点に気づきました。

私のブログの中でほとんどテキスト情報がない漫画だけ(画像だけ)を掲載している記事が参照記事としてあげられていたのです。

はたして、これはChatGPTが漫画を読んで情報を得たということでしょうか?

2024年6月現在のChatGPTは写真をプロンプトとして指定できるようなので、漫画を読むということも可能なのかも知れません。

これについても聞いてみます。

ChatGPT08

この回答によると画像を認識できているようですが、漫画の絵の内容までを完全に理解して「漫画を読む」ということはできないということのようです。

加えて、ChatGPTは「(絵ではなく)主に記事のテキスト部分から情報を得た」と言っています。

この「テキスト部分」というのが記事の本文なのか、漫画の吹き出しの中のセリフなのかは定かではないですが、該当記事は漫画以外のテキスト部分が極端きょくたんに少ない記事です。

生成された記事の内容を読むかぎりでは、私のブログの該当がいとう記事に載せている漫画の内容はおおむね理解できているようですので、吹き出しの中まで読めている可能性はあります。

これはかなり興味深い回答でした。

別の機会に色々と検証けんしょうしてみるのも面白いかも知れません。

 

ChatGPTが参照したと言っている漫画主体の記事はこちら▼

 

ChatGPTによって再々生成された記事

上記の回答に加えて、漫画記事を参照しない形の記事の生成もできると言って来たので、せっかくなので3つめの記事を生成してもらいます。

ChatGPT_answer09-1
ChatGPT_answer09-2

記事の生成を終えて

AI_image05
Gerd AltmannによるPixabayからの画像

今回はChatGPTに当ブログの内容のみを参照して記事を生成するよう指示を出して3つの記事を生成してもらいました。

1つ目の記事は、これまでに学習して来た一般的な内容も含まれるということだったので、あらためてこのブログの情報だけで作るよう指示して2つ目の記事を生成してもらいました。

解説文中に「スケルトン(骨格)」や「セグメント」など、私が記事に使っていない単語が使われているのはAIとしての一般的な学習の成果だとしても、3つの記事すべての「5.ディテールを描き込む」という項目で「衣服:衣服の自然なシワや影を追加します」という説明があるのが疑問です。

この記事を生成した時点(2024年6月5日)で私はまだ衣服の描き方についての記事は描いていません。

しかし、ChatGPTは衣服についての説明文を加えてきました。

ChatGPTとしては「人物を描く」=「衣服まで描くもの」という認識なのかもしれませんが、これは明らかに私のブログの記事以外で得た人の描き方の解説になっています。

さらに3つの記事は参照する記事の内容や前提ぜんていとなる知識の条件を変更する指示を出しているのにも関わらず、多少の文面の変更を除いて3つともほぼ同じ内容になってしまっています。

これは今回の私の指示に対するChatGPT側の回答は、私のブログの記事を参考にしつつも、これまで学習してきた知識に従ってある程度決まった内容のものを生成しているのだと思われます。

今回の結果から考えると、ブログ記事の執筆を手伝ってもらうには、指示を出す側である私がChatGPTについてより多くの学習して指示の出し方にも慣れる必要があるでしょう。

いずれにせよ記事としては、私が考えていたものとは大きく異なる結果となりました。

 

▼今回の記事執筆でChatGPTが参照したと回答した記事の一覧

簡単な人体の描き方①~まずバランスと比率を知ろう!~

「〖超重要〗人を描くために大切な3ポイント~比率・重心・ラフ~」

「〖簡単!〗マンガでわかる重心の基礎~絵を描くための重心知識まとめ~」

​・普通の人が画力を上げる5つの方法~絵を描く時に意識するポイント~

「〖超初心者向け〗 立体的な絵を描く方法~「球」と「円柱」~」

 

まとめ

AI_image06
Tung NguyenによるPixabayからの画像

今回はChatGPTに人体の描き方記事の文章を生成してもらいました。

実は今回掲載けいさいしたもの以前に2~3回同じような内容でChatGPTに質問しています。

これは私自身の質問の精度を上げるためでもありましたが、全く同じ質問をおこなった場合でもChatGPTからの回答は徐々に丁寧でわかりやすい内容になっていきました。

おそらく、先に何度か同じ内容の質問をしたことがAIの事前学習の機会になったのではないかと考えています。

ただし、根幹こんかんの部分で使える記事にはほど遠いという印象も受けました。

まずこの記事を読んでもどのような手順で人を描いていったら良いかがわかりません。

単なる人体を描くための知識の羅列られつという感じで、描き方の解説記事にはなっていません。

残念ながら、簡単なリライトをほどこして、いくつかの解説図を付けるという作業を加えるだけでは記事として成立しない感じです。

しかし、これはAIの問題というより、指示を出す私の経験や学習が少ないことが原因と思われます。

適切なプロンプトを入力することができれば、少しリライトするだけで記事として使えるものを生成してくれる可能性はあるのではないかとも思いました。

「ラクリン」などのブログの記事生成に特化したAIライティングツールもありますので、別の機会に使ってみるのも面白いかも知れません。

いずれにせよ私自身がAIをうまく使いこなせるようにもっと学習する必要があると実感しました。

 

今回は以上です。

それでは、また次回。

 

補足:画像の生成に関して

実は、今回の記事を生成する前日である2024年6月4日にやり取りをした時には、ChatGPTから「画像生成可能」との回答があったので、画像生成の指示を出してみています。

1度目は直線のみで描画された棒人間のような人間に見えなくもない画像が3つほど生成されたため、少し質問内容を変えて2回目の指示しをだしたところ、グラフ等を作成する Matplotlib用のコードを出力してきました。

しかし、翌日(2024年6月5日)に同じ質問をしたところ、今度は「画像生成はできない」と回答をしてきました。

この回答では最終的にChatGPTを開発したOpenAIが提供するDALL-Eという別の画像生成ができるサービスを使うように勧められました。

調べてみるとDALL-Eを使ったChatGPTでの画像生成は、今のところ有料プランでのみ可能のようです。

私は今回無料のChatGPTを使ったので画像生成できないと回答してきたのは理解できましたが、前日に「画像生成可能」と回答して棒人間やMatplotlibのコードを出力した理由はわかりません。

DALL-EはBingでも提供されていたので、そちらで画像の生成をおこなってみました。

無料のDALL-Eで生成した画像は商用利用不可とのことなのでここには掲載けいさいしませんが、結論を言うとDALL-Eがこのブログの記事や画像を参照できないと回答してきて、代わりに生成した画像もこちらの意図したものとは全く違うイラストのようなものでした。

参考までにDALL-Eに出したプロンプトのみ記載しておきます。

「へんてこ画塾」https://quirkydrawingclassroom.com/ のドメイン内にある記事の画像のみを参照して「簡単な人体の描き方」を解説するブログ用の解説図を描いて下さい。記事は複数参照して、参照した記事を明示して下さい。解説図を見る対象読者は絵を描きはじめたばかりの初心者を想定して下さい。今回の画像で解説する人体は成人男性をモデルとし、正面から見た両足重心で立っている人体全身図の描き方を解説して下さい。人体を描く時の手順や注意すべきポイントについてもわかりやすく説明するようにして下さい。必要があれば複数の画像を生成して下さい。

機会があれば他の画像生成AIにブログ用の画像を生成してもらえるかも試してみたいと思います。

 

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