《超初心者~初心者向け》
絵が上手くなる人には共通する特徴があります。
現場での新人の指導、大学や専門学校での授業などを通して見えた画力を伸ばした人が持ついくつかの特徴について考えてみます。
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絵が上手くなる人が持つ7つの特徴
絵が上手くなる人の特徴を7つ紹介します。
現場での新人の指導や学生の教育を通して感じた私の個人的な見解なので、絵が上手くなった人がすべての特徴を持っているわけではなく、また下記以外の特徴も持っているかも知れません。
しかし、このうちのいくつかは確実に絵が上手い人に共通する特徴として当てはまると思います。
絵を描く力を育てる時の参考程度に読んでみて下さい。
他者視点を持っている
上手くなる人は自分の絵を他の人の視点から見ることができるか、そうなろうと努力します。
趣味で描いているのでなければ、絵は誰か他の人のために描くことになります。
絵の勉強をはじめた早い段階から「他の人からみたらどう見えるか?」ということを考えながら絵を描くことはとても大切なことです。
自分の描いた絵を客観視できるので見る目の力も育ってきます。
その結果、間違っているところに自分で気づいて修正できるようになり絵の完成度があがります。
とにかく手を動かしている
上達する人はたくさん描くことの大切さを知っています。
画力を上げたいのであれば、とにかく描くことを習慣化すると良いでしょう。
学生でも上手くなる人は、気がつくと教室の机に座って絵を描いているような人です。
そして、そういった学生はいつでもどこでも気になったモチーフがあれば絵が描けるように小さなスケッチブックとペンをカバンに入れて持ち歩いていたりもします。
電車の中や何かの待ち時間などといった少しの余裕時間に多くの人がスマホをさわっている中、そういった人は一心不乱にスケッチブックに何かを描いています。
描く対象を調べる
画力の向上には好奇心を持って描く対象を調べることも大切です。
絵が上手くなる人は調べて描くことを面倒くさがらず、常に自分の知らないものに興味を持っていてそれを探求する姿勢があります。
知って描くことは絵に裏付けを与え、絵の持つ説得力を増してくれます。
「絵が上手い」というのは単なる描線の美しさではなく、絵を見た人が「そうだ」と納得するものをキャンバスに表現できるかどうかの技術や知識の総合力です。
他の人の講評を積極的にもらう
絵を描くことは主観的になりがちです。
それを取り除いてくれるのが、他の人の講評です。
自分では気づかない間違いを別の視点から見て指摘してくれます。
他の人の講評から、自分のできているところとできていないところを把握して改善に活かしましょう。
人の話や指摘をしっかり聞く
絵の仕事の先輩や学校の美術の先生からもらえるアドバイスは貴重です。
そこには絵を描く力を育てるヒントがいくつも潜んでいます。
アドバイスをくれる側も時間を使ってあなたに話してくれているので、メモを取ったりしながらしっかりと耳を傾けてみましょう。
「ちゃんと聞いてくれているな」と思えば、次もまた有益なアドバイスをくれるかも知れません。
失敗を恐れない
絵が上手くなる人は失敗を恐れない精神的な図太さを持っています。
画力の向上という成功を手に入れるためには失敗することは当然だと理解することと、失敗から立ち直り再度挑戦していく精神力が必要です。
失敗することは当たり前のことだと知って、いちいち気にしないようにしましょう。
そして、失敗したら必ず再挑戦することが大切です。
失敗と再挑戦をくり返しながら成功へと近づいていけばOKです。
信じて続けることができる
最後は結局ここに行きつくのですが、自分は上手くなると信じて描き続けることです。
明らかな向上が見えないと続けることに苦痛が生じますが、それでも自分は上手くなるのだと信じて続けられる人が成長を手に入れていきます。
まずは続けることです。
続けさえすれば、その先に希望が見えてくるはずです。
まとめ
今回は絵が上手くなる人の特徴を7つ紹介しました。
これらは実際に現場や学校に新人や初心者レベルで入って来たあと、数年で大きく画力を伸ばした人に共通する特徴を書き出してみたものです。
7つすべてでなくても4~5つほど当てはまれば、今後画力を伸ばせる可能性が高いでしょう。
逆にほとんど当てはまるものがなかった場合は、毎日描く習慣をつけてみたり、描く対象を調べるといったところぐらいから意識してみると良いでしょう。
そして、最後はやはり継続できるかどうかです。
うさぎとかめではないですが、ゆっくりでも自分のペースで続けていくことが大切です。
絵が上手くなるためには、あせることなく続けることを心がけましょう。
今回は以上です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
それでは、また次回。
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